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そもさんせっぱちょーちょーはっし

チーム分け-子供時代のかけ声

「グッパージャス」ってのが比較的有名かと思う。「グットッパ」というのもある。とにかく「グー」と「パー」でチームを分けるというのが主流のようだ。中には「パー」の代替として「チョキ」を利用し、「グッチージャス」というのもあるそうな。
しかし、僕の地元の小学校では手のひらの、手のひら側を「表」、甲側を「裏」でチーム分けをする「うーらおーもて」というのがあった。その派生系として「うーらおーもてんどん」というのもあった。「うーらおーもて」がどれくらいの知名度を持っているかはわからないから、「うーらおーもてんどん」を用いていた/いる人々がそもそも他にいるのかは全く想像も付かない。もしかしたら僕の地元の小学校だけの文化だったのかとも思う。
10人いたら表5人の裏5人になるまで延々と「うーらおーもてんどん」と繰り返すのを今傍から見たとしたら滑稽に思えるだろうけど、小学生ってそんなものだよなあ、と感慨深くもなるかしら。効率面だけ考えるなら、2人で組になってそれぞれが「うらおもて」なり「グッパー」なりをして最後に「うらチーム」と「おもてチーム」に分けた方が効率はよいのだ(ただこれには、2人で組になった相手とは絶対に同じチームになれないという欠点がある)。
しかし、「うらおもて」や「グッパー」というのはチーム分けを利便的に行うためにあるのでなく、そこからゲーム(楽しいお遊び)が始まっているという意識を共有するためにあったんだろう、と考える。あれは始まりの合図であり儀式だったんだよなあ。だから僕らは「うーらおーもてーんどん」で数秒各自の手を見回し、きれいに半分ずつ「うら」と「おもて」が出揃ったのを確認した後、声をそろえて「おっつーいた!」と叫んだんだろうな。この「おっつーいた!」というのも意味不明な言葉で、理解できる人がいるかどうかはわかんないけど、子供って案外そういう意味不明な雰囲気の共有を楽しむ、素直ないい子たちばっかりなんだよな。