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そもさんせっぱちょーちょーはっし

Wannabe!!

何となく、ふと昔のことを思い出してみた。
僕は保育園に通っていた。幼稚園児が嫌いだった。彼等は当時僕が大嫌いだった昼寝もしないし、おそろいの制服を着て半ばエリート然としていた。実際はしていた訳でなくて僕がそう思っているだけだったんだけども。

卒園文集みたいなものに、「将来の夢:魔法使いになる」って書いたのを覚えている。漢字じゃないから「まほうつかい」だけど、とにかくなりたかったんだよね、多分。で小学校にあがって小学校の卒業文集には、「馬鹿になり、悟りを開く」「科学者になる」って書いた、確か。

中学校にあがるとそういう文集めいたものは無くなるから、書いたかすら覚えてないけれど、僕は当時甲本ヒロト松本人志にこてんぱんにやられていて「コメディアンになりたい」と思っていた。あわよくば「ミュージシャン」とかね。あるでしょそういうの。

高校は高校で部活のバレーボールばっかりやってて、勉強なんざ見向きもしなかったので(偏差値も低かったしね)、とりあえず「行ける大学に行く」っていうのが最終的な目標だったんかな。で大学言ったら本を読んでばっかりで、何になるとか漠然としながらもコメディアンって言ってたりしたよなあ、なんて。

でももともと燃えるようなタイプじゃなくて、その日が楽しけりゃそれでいいじゃんなライフスタイルなので、大学卒業して東京来て一人暮らし始めたら、なんかもうどうでもよくなっちゃった。自分の部屋があって親がいない生活がこんなに自由なんだとは夢にも思わなかったからね。

自分で好きにお金使えたり、食べるものを決められるっていうのは大きい。「生きている」ってこういうことを言うんだな、と思った。正直に言うと引きこもりな人たちは「いいなあ」って思う。だって親と一緒に暮らすことを選べたんだからね。僕にはありえない選択肢だから、ちょっと羨ましくも思ったり不思議に思ったりする。年に一回正月に親元に帰ったりしているなんて話は、自分に置き換えて考えることができないんだよなあ。誰が僕を待っていてくれんだろうね。そもそもどこに帰ればいいんだかなあ。

で、そんなこんなでネットワーク・エンジニアなんてわけのわかんないものになって、社会や仕事が案外厳しくねえなあなんて思ったりしている。給料安いよ。ボーナス出ないよ。でも現に今まで生きてるじゃない。いい点・評価はとれないかもしれないけど、義務くらいなら果たせるし口に糊するくらいは出来てるじゃない。しかもストレス無くさ。
学校は簡単には辞められないけど、仕事だったら辞められるよ。嫌になったら辞めれば良いんだ。他に仕事あるもん。生きていくためだったらホームレスでいいんだもん。で、僕の目標は"生きる"ことでしかないんだもん。

そうそう Hacker の中でも一流の人を Wizard なんて呼ぶらしいんだけど、そう考えると何の気なしに言っただろう「まほうつかいになりたい」って言葉。
あの日の僕は、ぜんぜん間違ってなかったんだな。