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そもさんせっぱちょーちょーはっし

THE BLUE HEARTS との出会い

なんで書こうと思ったか

忌野清志郎が亡くなって数週間が経ち、そしてこともあろうに、先日三沢光晴が亡くなった。
ロックとプロレスを牽引してきた二人が亡くなった。
清志郎の弔辞を読んだヒロトを Web で見て、なんとも言えない気持ちになって、でもその気持ちは一旦落ち着いたんだけど、三沢光晴の訃報を聞いて、もう書かないとまずい事になる気がした。

『まずい事』っていうのは具体的に言うと、というかその前に弁解をすると、清志郎が亡くなって悲しいけど、三沢が亡くなって悲しいけど、『そこまでお前好きだったの?』って誰かに問われたときに、胸を張って好きだって言えるか不安でしょうがない気持ちもあった。

その不安がもしも、考えるのもいやだけどもしも、ヒロトがいなくなってしまったときに、『そこまでお前好きだったの?』って質問に対して、返答に困ってうつむくなんて形で具現化されたらそんな悲しいことは無い。だから証を残しておきたかった。『僕は甲本ヒロトが(もちろん真島昌利も)大好きなんです』という証を残しておきたかった。だから書いたし、ゆっくりではあるかもしれなけどもっと書くつもり。

出会い

小学校5年生の頃だった。当時の僕はラジオ番組『伊集院光のOh! デカナイト』が好きで、何故ラジオを聴き始めたのかと言えば、家にテレビが一台しかなかったのが原因と言える。親と共用の、ましてやあの酔っぱらいと一緒にというのは、なんとなく嫌なもので、まあそんなことがあって、一人でベッドに潜り枕元にラジオをおいて『Oh! デカナイト』を聴き始めたのが小学校5年時。

ある日、伊集院光は何の前触れもなしに曲をかけた(大抵あの人の選曲は前触れが無いですが)。それが『TRAIN-TRAIN』で、そのときは伊集院光が『THE BLUE HEARTS は僕の神様(の中の一つ)』という発言をしていることは知らなかったので、単純にいままで聞き流してきた曲と同じようにその曲を聴いていた。でも、今までラジオで聴いてきた曲とは何かが違った。


まずやられたのは、

ここは天国じゃないんだ かといって地獄でもない
良い奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない

という対句表現。もちろん当時はそこまでの学はありませんが、他の歌手と歌っている内容が違うということはわかった(ちなみに真島昌利はこの対句表現が大好きですよね)。


そして、『ああこれこそが<<詩>>なんだ』と気が付いたのは、

見えない自由が欲しくて 見えない銃を撃ちまくる

という韻の踏み方(これもマーシーの得意技)。
よくよく考えてみれば、対句表現も韻踏みも真島昌利の手癖に近い修辞表現だから、初めてにして洗礼を受けたとも言えなくもない。


偶然にもこの回のラジオは全編テープに録音していたので、この録音された『TRAIN-TRAIN』をCDラジカセとアルバムを買うまで延々と聴いた。残念なことに間奏以降がCM絡みで途切れてしまっていたけれど、そんなことは気にせず途中まで何度でも聴いた。これが出会いだ。