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そもさんせっぱちょーちょーはっし

落とし穴を掘る気持ち

こうなったらいいな、こうしたら驚くだろうな。
こう来てこう来る、こうやって落ちてくかな?滑稽!
あいつびっくりするかな、びっくりさせたいんだからびっくりしろよな!


でもびっくりしすぎて変なことになったらやだな。
ちょっと掘りすぎたかも。
膝から落ちたりしたら擦りむくかな。


やっぱり、落ちたときに痛く無いように下には枯れ葉をいっぱい敷いておこう。
笑ってくれると思うからするんだよ。泣き顔はみたくないんだよ。
さーて、物陰からみていよう、どうかな?上手く行くかな?
遠くからみたらわかんないね!でも、近づいてみたらちょっと地面の色が違うかもな。


「あれだけ考えたんだから、絶対上手くいくよ!」という自信と、「ああ、でもやっぱり計算出来ないことっていろいろあるからなあ」という不安(と言う名の未知への潜在的な希望!)とを、綯い交ぜにしてわくわくして、それでもやっぱり計算通りになったら楽しいし嬉しい。


落ちた!やった!
『わーびっくりした』
「僕が掘ったんだよ!」
『ちくしょう、くやしいなー』
「気づかなかった?」
『ぜーんぜん!』
二人ともにやにや。落ちたのににやにや。

こういうのがエンターティメント。



来週の今頃にはもう、南半球上空から一筋の光とともみんなの一人息子が帰ってくる。
いろいろあったけど、結果オーライでうれしくてにやにや。
よかったね、大変だったけど本当によかったね、それしか言えないけどにやにや。


でね、
落とし穴もそうだけど、こういうときにさみしさを感じちゃう人は強いし優しいと思う。
こうしたかった、こうなった、うれしい、にやにや。でもさみしいんだ。
だからそのさみしさを埋めるために、また新しいことを始めるんだ。



それでこそエンターティナー。
ああ、お帰り。元気そうでなによりだ!