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そもさんせっぱちょーちょーはっし

#devlove0520 感想

5月20日 DevLOVE HangarTalks 〜空を飛ぶのに、翼の1本や2本折れたところで。〜(東京都)
#devlove0520 へ参加してきました。

  • こしは゛さん
    • 「あきらめ」が人を殺す〜試行と粗忽と消沈の1825日〜
  • ちゃちゃきさん
    • 「見えないコトを見ること。一人じゃ見えないモノ。」

お二方のお話を聞いてきました。*1
ノートはとっていたので箇条書きにしようかとも思ったのですが、
それはそれで面白味がないので、文学的なアプローチを試みました。
以後はid:ngswの個人的な見解/感想/比喩の羅列であって、発表者である上記お二人のご主旨と一致するとは限りません。

<ここから>

万有引力とは
ひき合う孤独の力である
谷川俊太郎『二十億光年の孤独』

たとえでっち上げたような夢も
口から出まかせでもいい
現実に変えていく
僕らはそんな形
甲本ヒロト『バームクーヘン』

こしばさんのTalkを聞き終えて、
ちゃちゃきさんのTalkを聞いているうちに、会場で不思議な感じがした。
ちゃちゃきさんのTalkが「こしばさんのTalkを受けての解説なのではないか」と思えるくらい共通する「何か」を感じたからだ。


帰りの電車の中で一人考えていた。
ちゃちゃきさんはこしばさんのTalkの真裏の部分を分かりやすく、
補完して説明してくれているようにも見えた。
だけれどそんな示し合わせをお二人がそもそもするわけなどない。
さらに考え進めているうちに「ただの補完ではない妙な循環」に落とし込めると閃いたので、
いっそ物語として自分の中で昇華してしまおうと考えた。


キーワードは「正統的周辺参加」だ。
Part1-Chap2

J・レイブとE・ウェンガーらは,リベリアの仕立屋職人の徒弟が技術を身につけながら一人前になっていく過程に学習という行為が「埋め込まれている」と主張している。はじめは,できあがった服にアイロンをかけたり,ボタンをつけたりする仕上げの作業,要するに「周辺的」な仕事から手がけていく。次の段階では縫う作業を行い最終的には裁断を行うことになる。対象も子どものパンツからはじまって徐々に難しい服をつくるようになり,最後にはスーツを自分で仕立てるというように職人技の中心へと近づいていく。これら一連の作業は,職人の技能向上の過程であるが,そこには学習の本質が示されている。


ちゃちゃきさんの示された
仕立て屋ギルドの「正統的周辺参加」という言葉は、

  • コミュニティとそこにかかわる「個々人」のスキルの成長

を述べたものであった。そしてそのスキルの成長は、

  • 「コミュニティそのもの」の弁証法チックな螺旋的発展

と相似するのではないか、と考えた。


ここでこしばさんの話された内容が改めてざざざっと頭をかけめぐる。
もうITエンジニアの苦節5年の話ではなくなっている。
僕の頭の中では「仕立屋ギルドの末端徒弟」もとい「傷心の整備工兼パイロット」がコミュニティの一員として成長して行く5年間の話にすりかわっている。苦しみ、もがき、時に涙し、しかしながら今笑顔で振り返ることのできる5年間だ。
そうか共通のテーマは「コミュニティ」だったのだね。


「あなた」が「コミュニティの誰か」と掌をあわせたとして、

あなた(`・ω・´)つ⊂(´・ω・`)コミュニティの誰か

「あなた(`・ω・´)つ」の振る舞うべき『行動の指針』をこしばさんは示してくれた。
「⊂(´・ω・`)コミュニティの誰か」への『絶大なる信頼』をちゃちゃきさんは示してくれた。
もっと言えばコミュニティに属するとは、

コミュニティの誰か(´・ω・`)つ⊂(`・ω・´)つ⊂(´・ω・`)コミュニティの誰か

こう言うことかもしれないね。


掌と掌の間に何があるかって考えると

僕等が『人間』として世界と通ずる、
ただひとつのインターフェース<<希望>>が、
微かながらに(しかしながら確かに!)存在するんだろうな(`・ω・´)

と言わざるをえない。




はじめての勉強会で、
お二人のテーマでお話を聞けたのはまことに幸運だったのではないか、という気持ちです。
末筆ではございますが、DevLove運営チームの皆様、運営準備から遅くまで片付けと大変お疲れさまでした。

*1:発表順